Q&Aよくある質問

お客様などから髪についての質問はやはりよくされます。
そこで髪にかんするご質問をQ&A形式でご紹介いたします。

最近お客様より、「シャンプーをしっかりした後なのに、いつも頭皮が痒くなるんですが、シャンプーが合わないのでしょうか??」という質問を頂きました。

痒みの原因というのはいろいろあります。
まず、シャンプーを変えた途端に痒みが生じた場合、これはそのシャンプーが自分に 合わないということを疑った方が良いでしょう。

ただ、日常の疲れやストレス等、様々な理由で頭皮が急に敏感になる方もいます。
痒みを感じたときは刺激の少ないシャンプーで洗いましょう。洗浄力の強いものだと、皮脂を取りすぎてしまい、乾燥によりさらに痒みが増すことがあります。
あとは、シャンプーのすすぎ残しも痒みの原因になります。地肌を指腹でこすりながら、しっかりと洗い流しましょう。但し、痒いからと言って爪をたてると頭皮が傷つきますので、気をつけましょう。そして、「トリートメントやコンディショナーを地肌につけていないか?」 という事も考えられます。
これらを地肌につけてしまうと、成分が毛穴に詰まり、痒みやフケの原因になるだけでなく、敏感肌の方は皮膚トラブルの原因にも成りえます。

トリートメントやコンディショナーは、必ず地肌に直接つけず、毛先中心にしっかりつけて洗い流しましょう。
このように「頭皮の痒み」という一つとってみても、いろんな要素があるんです。
これらの事に気を付けても、どうしても改善されない場合は我々美容師に相談して下さい。 そしてより深刻な場合は、早めに医師の診断を受けるのが確実なのではないでしょうか。

これから、紫外線の気になる季節がやって来ます。
紫外線は、皮膚への様々な影響もさることながら、皆様が思っている以上に髪の毛への悪影響もあるのです。
その一つが枝毛や切れ毛。

毛髪は主にタンパク質からできています。タンパク質というのは、アミノ酸のシスチン結合により構成されていますが、紫外線を受けることにより、この結合が分解してしまいます。
その結果、毛髪のキューティクルがはがれて、内部が乾燥し、枝毛、切れ毛などダメージヘアの原因となります。
そして退色。
紫外線は毛髪内部にあるメラニンも分解してしまいます。 つまり、紫外線が照射される事により、毛髪が退色し、赤茶っぽくなってしまうこともあるのです。 カラーをしている髪の毛の退色も同じです。 普段よりも早く退色してしまうでしょう。

このようにUV対策を怠ると髪の毛はパサパサになり、老けたり、疲れた印象に見られてしまう事も。
しっかりとした紫外線対策をして、夏を乗り切りましょう!
タカハシでは、ケラスターゼから新しく5月に発売になった、洗い流さないトリートメント、
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クリームタイプなのでとっても使いやすいです。

サロンにいらした際は、是非スタッフまでお尋ねください☆

みなさん、突然ですが「抜け毛」って気になりますか??
人間は、一度に体毛が生え代わる多くの動物とは違い、全ての髪が同じサイクルで生え代わっていくわけではなく、一本一本の髪の毛の毛髪サイクルが異なります。

髪は常に成長しているわけではなく、成長期→退行期→休止期というヘアサイクルを繰り返しています。
退行期や、特に休止期の髪の毛は毛根が頭皮の浅い所にあるため、強くひっぱらなくても、ブラッシングやシャンプーなどで簡単に抜け落ちてしまいます。 一般的な抜け毛は、ヘアサイクルがこの時期の髪だと思われます。なので、一日100本程度の抜け毛であれば特に問題ありません。
もちろん、髪の毛の寿命も永遠ではありません。男女差はありますが、健康なヘアサイクルは大体4~6年と言われています。その間、少しでも長く健康に髪の毛が成長できるように、自分に合うシャンプー剤を選んだり、炭酸泉で毛穴の浄化を習慣化することは、とても重要な事だと思います。
もし髪のお悩みなどあれば是非、毛髪のプロである私たちにご相談下さい。

突然ですが、皆さんは頭皮ケアってしっかりとされていますか??

お顔のケアは、化粧水や乳液などで毎日しっかりされている方が多いと思います。 洗顔後とか、何もしないでそのままってのはなかなか考えにくいですよね。

でもよく考えてみると、頭皮とお顔の皮膚は一枚皮でつながっているわけです。同じ皮膚です。お顔をケアするという事は、頭皮も同様にケアするべきなんですね。

頭皮をほったらかしで髪を乾かすってことは・・・、洗顔後になにもつけずに顔をドライヤーで乾かすのと似たようなことなんです。 ゾッとしますよね。
これからはしっかりとした頭皮ケアを習慣化しましょう! 何を使えばいいかわからなかったら、プロである我々美容師にご相談下さい。

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今回は見た目年齢についてです。

実年齢より若く見える方、逆に実年齢より上にみられる方、やはり見た目の年齢って様々ですよね?
では「見た目の年齢」はどこで決まるのでしょうか??
やはりまずは「お肌」という意見があると思います。 でも、それと同じくらい重要視されるのが「髪の毛」 なんです!

髪の毛のハリ、コシ、ツヤの低下は、やはりどこか疲れた印象を与え、どうしても老けて見られてしまうのです。  カラーリングにしても、余り若いうちから白髪が多いとどうしても実年齢より上に見られてしまうものです。

お肌に関しては、エイジングケアされている方も多いかと思います。 ところが髪の毛に関してはどうでしょうか?? お肌のケアに比べるとあまり力を入れていない方も多いのではないでしょうか??
見た目の年齢を若々しくするのであれば、顔やお肌も重要なんですが、髪のケア、「ヘアケア」にもっと力を入れるといいのではないでしょうか?
そのためは、たんぱく質をしっかり摂ったり、スキャルプケアのエッセンスをつけてあげたりと、髪の毛に栄養を与えていくことが肝心です。

カラーもやはり真っ白よりは、自然な色味で染まっていた方がキレイに見えます。

皆様も是非、ヘアケアを少し意識して、髪を労わってあげる習慣をつけましょう!

昔から、髪の毛を見るとその人の健康状態まで分かるとよく言います。そもそも身体において、栄養が運ばれる優先順位で見ると、髪の毛が一番最後であると言われています。おそらく、髪の毛がなくても直接命に関わる事ではないからでしょう。そのため、薄毛や抜け毛等の髪の悩みを改善させるには、まず最初に健康状態から改善する事が必要になってくるのです。

それには、適度な食事、運動、そして睡眠がとても大事になってくるのです。皆様もこの機会に是非、ご自分の日々の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか? きっと体はもちろん、毛髪にもいい影響があるはずです!

今回は頭皮のかゆみについてです。

頭皮のかゆみ。気になる方も多いかと思います。
この嫌なかゆみ、原因は「頭皮に繁殖した雑菌による炎症」という事が一番に考えられます。そして、その繁殖するに至るプロセスがいくつかあるので、ご紹介します。

頭皮に雑菌がつく一番の理由として挙げられるのが、「頭皮が傷つく」ことです。頭皮は皮膚が弱く、簡単に傷がついてしまいます。 知らないうちに傷つき、炎症が起こり、かゆみを引き起こしてしまいます。この、頭皮が傷つく原因として一番多いのが「シャンプー」です。

もちろんシャンプーをしっかりしてあげないと、頭皮に皮脂が溜まり、雑菌 が大繁殖してしまう原因になります。 しかし、しっかり洗っているつもりでも、やりかたを間違えている場合が多く、その結果かゆみを発生させてしまうこともあります。
間違ったシャンプーのやり方で多いものが、
・シャンプーを手に取り、泡立てる前に頭皮につける。

・指でこする時に爪を立ててゴシゴシと洗う。

・洗い流す時、熱めのお湯で洗い流す

・しっかりとシャンプー剤を洗い流せていない。

このあたりでしょうか。
まずはシャンプーをしっかり手のひらで泡立て、頭皮を洗うときは爪を立てずに指腹で優しくこするように。そして流す時は、熱すぎない適温のお湯でしっかりと洗い流しましょう。

こうして見ると当たり前の事に思えますが、自分では気づかないうちに間違ったシャンプーのやりかたをしてしまっている事が多いです。このように間違ったやりかたは、かゆみを引き起こすだけでなく、様々な頭皮トラブルの原因となるので注意しましょう。

毛先がパサついていると、思い通りにスタイリングできないですよね…。髪のダメージももちろんあるのですが、少しの工夫でかなり改善できることもありますので、紹介したいと思います。
まずはトリートメント。 根元を避けて毛先を中心にしっかり伸ばします。 そして、必ず5分程度は時間を置きましょう。 その間に、髪の内部に浸透していきます。
トリートメントは、あまりしっかり流しすぎなくても良いので、すこーし流し足りないかな?っていう位で終わりましょう。 でも気になる方はもちろんしっか り流しても大丈夫です。 トリートメントを選ぶ際は、担当の美容師さんに相談してみましょう。 自分の髪に合ったものを使わないと効果が半減してしまいま す。

そして乾かし方。 まずタオルドライをする時は、髪をこすり合わせないように注意します。 タオルで優しく包み込んで水分を拭き取りましょう。 この時根元からしっかり水分をとっておくと、ドライヤーをかける時間を短縮できるので髪のダメージの軽減にもつながります。

そして洗い流さないトリートメントをつけます。ドライヤーをかけるときは近づけすぎず、髪の根元から先に乾かしましょう。 毛先にいくほど乾きやすいの で、そうすることでオーバードライを防ぐことができます。 この「オーバードライ」がパサつきの原因であることもあるんです。

このように、普段ご自分でできる範囲でのヘアケアがとっても有効ですので、是非試してみて下さい!!

カラーやパーマによって、一度傷んでしまった髪はもとには戻らないのでしょうか??  そんな質問をよくお客様から頂きます。 では実際のところどーなのでしょうか?

結論から言うと、一度深いダメージを負ってしまった髪の毛は元には戻りません。 特に毛先が折れたり、髪がふにゃっとなったり、切れ毛や枝毛が大量に出ている場合はダメージがかなり進行していると言えます。

ここまで傷んでしまうと、ヘアケアで完全に元に戻す事はできないので、まず傷んだ部分をカットして、ダメージをリセットしてからヘアケアしましょう。 ただし、そこまで傷んでいなければ、トリートメント等のヘアケアである程度髪の収まりや手触りをよくする事が出来ます。

このように、髪のダメージというのは本当に厄介なものなので、普段から自分に合ったシャンプー剤の使用、サロンでのトリートメント、ホームエステ等に気をつかい、傷みが深刻化しないように対処してあげるのが一番だと思います。

ご自分で具体的にどうしたらいいか分からない場合は、悩まずにサロンのスタッフに訪ねてみましょう。  プロとしての答えが返ってくるはずです。

枝毛や切れ毛の悩みって多いですよね。

髪を保護しているキューティクルがダメージをうけて開いてしまうと、その開いた隙間から髪の主成分であるタンパク質や脂質が流失します。そのため、 通常は固定されて縦に繋がっている髪の繊維質に異常をきたし、髪が縦に裂けて枝毛になります。 また、髪に無理な力を与え続け、そのダメージによって髪の途中からプチリと切れてしまった髪のこと。これが切れ毛です。

過剰なパーマやカラーによる傷みだけでなく、カットでも切り方によっては枝毛や切れ毛の原因になります。他にも毎日の無理なブラッシングや乾燥した髪へのドライヤーのかけすぎも枝毛や切れ毛を引き起こす原因となりますので注意しましょう!

では、枝毛や切れ毛は治せるのでしょうか?
一度枝毛になってしまった髪はヘアケアをしても治りません。枝毛を放置しておくとブラッシング時にひっかかりの原因となり、さらに悪化させてしまうんで す。かなりの量の枝毛や切れ毛が出来ている場合は、一度その部分だけでもカットしたほうがきれいに伸ばせるようになります。

枝毛の箇所をなるべく直角にカットするのがベストの方法で、この際、毛を斜めにカットすると毛髪の断面積が広くなるため、枝毛や切れ毛になりやすい状態になってしまうので注意が必要です。

他にも、ぬれた状態は髪が一番無防備な状態になっているので、無理なブラッシングを裂けたり、ドライヤー前に洗い流さないトリートメント剤などを利用し、髪をコーティングをして摩擦や熱のダメージを防ぐ事なども大事です。

自分の髪にあったシャンプーとトリートメントを使うなど、毎日のヘアケアも重要といえます。

これを機に、是非普段のヘアケアを見直してみてください。

せっかくサロンでトリートメントしても、ご自宅でのケアを怠ると効果の持続に影響があったりして…
実はお家でのいわゆるホームケアって大事なんです!

今回は正しいホームケアの仕方です☆

使うトリートメントの種類にもよるんですが、まずしっかりと髪全体にまんべんなく塗布します。 特にダメージの目立つ部分にはより入念に塗布してください。
トリートメントを塗布してから、目の粗い櫛などでコームスルーしキューティクルを整えます。 そして髪の毛をなでるようにマッサージしてください。 ヘアマッサージすることで髪の内部に浸透しやすくなります。

放置時間も大事で、あんまりすぐに流してしまっても効果半減なので、お使いの商品の表示を目安に放置時間を決めてください。 大体5分~10分位が一般的かと思います。

蒸しタオルなどでくるんで、シャワーキャップをかぶるというのも保湿をする上では一つの手だと思います。
ただ、さすがにサロンで使うスチーマーのような効果は期待できないので、時間に余裕のある時に行う「スペシャルケア」という位置付けでよいと思います。

サロンでのトリートメントと、ご自宅でのケアにより、より良い髪の毛を手に入れましょう!!

ヘアアイロンやカーラーなどを使ってカールを作った場合、自分の予想よりきつく巻きすぎてしまったなって時、ありませんか??

「そんな時は一度全部やり直さないといけないんでしょうか?」という声を耳にする時があります。
でも大丈夫です!

そんな時は、カールがついた部分を少しずつ毛先から丁寧にブラッシングしましょう。 自分のイメージに近づくまでカールをなじませます。この時あまり乱暴に扱うと、髪の毛を傷めてしまいますので気をつけましょう。そして仕上げに、洗い流さないトリートメントなどのアウトバス商品を軽くなじませて下さい。
これは、実はカールのキープ力をあげる裏ワザでもあります。カールを持たせたい時は、あえてしっかりと巻いてから、ブラッシングで崩した方が最初から緩めに巻いたカールよりもキープ力が上がりますので、カールがとれやすい方は是非一度お試しください。

前髪は比較的クセが強い方が多く、普段の仕上げの際に悩んでいる方も多いかと思います。

まず髪の形状というのは、「ドライヤーで熱せられた髪が乾いて冷める時に形作られる」という事を覚えておきましょう。なので、まずは前髪をドライヤーで7~8割乾かしてから、ブラシなどを使って引っ張ります。 この引っ張っている状態で熱をあてることで、クセが伸びます。

次に、今引っ張って乾かした髪を緩めずに、そのまま冷まします。そうすると、のばした状態で冷却された髪がそのまま形作られるので、クセが伸びます。逆に直毛で流せない方の場合は、少しブラシで毛先を丸めた状態で冷却しましょう。すると、毛先が少し曲がるので流しやすくなります。

同じ原理で、マジックカーラーなどを使うとより効果的です。  この時は長さを長めにしておいた方がやりやすいと思います。

是非一度お試し下さい!この髪の毛の形が作られる原理を知っておくと普段のブローでも役に立つので、覚えておきましょう☆

よくお客様に、黒染めしたあと1・2か月でまた明るくしたい・・・なんて相談をうけます。今回は黒染め後の明度を上げるカラーについてお話します。

結論から言うと、あまりお勧めしません。 ヘアカラー全般に言える事ですが、染料は一度発色すると分解されにくく、髪をすぐに元の状態に戻すのは難 しいです。特に黒染めの場合大量の染料が髪に入り込みますので、明るい色になりにくく、無理やりカラーをするとムラになってしまいます。

ムラなく明るくするためにはブリーチ剤や脱染剤等での処理をする事もあり、その場合全頭だとかなりのダメージを負うリスクがあります。また赤い色素が 強く出てしまうので、赤やオレンジの暖色系にはまだ変化しやすいですが、アッシュやマットの寒色系への変化はかなり困難です。

対応策としては、ハイライトを入れるなどして雰囲気を調整しておいて、ある程度時間が経ったら全体を染めるという事もできます。

ですが、一番いいのは黒染めする前に担当のスタイリストに、「後で明るくしたい」等の今後の展望を相談する事だと思います。  事前に分かっていれば、黒くなり過ぎない程度に染料を調節して暗くする事もできます。

なので出来れば、思いつきでご自分でホームカラーで黒くしたりしないで、我々美容師に一言ご相談下さいませ。

トリートメントやらコンディショナーやらヘアケア剤ってたくさんあるけど違いは何??って思った事、皆さんも一度はあるのではないでしょうか??

やはり違いを理解し、正しい使用法で使わないとせっかくの効果も半減してしまいます。

まず、トリートメント。トリートメントはダメージ補修力に優れていて、髪の内部に浸透してダメージを回復させていくタイプのものです。なので時間 をおかないですぐに流してしまうと、浸透しきっていないので、効果半減になってしまうんです。 商品によって違いはありますが、大体5分位はおいた方が良 いかと思います。 そしてしっかり流さないと、痒みや頭皮の汚れの原因になりますので注意しましょう。

次にリンスですが、こちらは髪の表面を油分でカバーし、シャンプーの後の髪のきしみを防いで、手ざわりをよくすることができます。また、髪の水分の蒸発をおさえることもできます。しかし、毛髪の内部には作用しないので、ダメージを補修するわけではなく、あくまでも表面のコーティングと考えて下さい。

コンディショナーはこの中間にあたり、リンスよりもより効果の高いコーティング剤と考えて頂ければいいと思います。 なのでダメージが進行している場合は、コンディショナーではなく、トリートメントを使われた方がいいのではないでしょうか?

ここで一つ大事なことが、どちらも共通して毛穴に油分を残さないようにしっかりと洗い流すという事です。 頭皮と油分のバランスが崩れると毛髪の状態にも影響が出てきますので、必ず毛穴はしっかりと洗い流しましょう!!

通常、髪の状態に合わせて一種類の使用で大丈夫なのですが、もし2種類以上使われる場合、トリートメント→コンディショナー・リンスの順に使いましょう。先にコーティング系からつけると、トリートメントが浸透しづらくなってしまいます。

正しい使い方を覚えて、ちゃんとした効果を得られるようにヘアケアを楽しみましょう!

そもそもアホ毛とは、まとめた髪から飛び出すように生える短いハネ毛を意味する美容業界の用語でした。
それがなぜか少しづつ広まり、いつのまにか一般的にも使われるようになったのです。

では、その「アホ毛」。 いったいなんでできるのでしょう??
原因として考えられるのは、ストレス、栄養が不足した食生活、頭皮の汚れの洗い残しなどが考えられます。
これらによって、毛髪の成長サイクルが正常に働かなくなり、最後までしっかりと髪が育ちきらなかったのです。 あとは髪の過度な乾燥も考えられます。

対策として、鶏肉や大豆などに豊富に含まれるたんぱく質源を多くとり、ワカメやゴマ、アーモンドやカシューナッツといったビタミンE、ミネラル、亜 鉛等を多く含んだ食品をとり、髪が健康でいるのに必要な栄養をきちんと接種しましょう。そして、頭皮を清潔に保つこともとても大切なので、すすぎ残し の無いようにしっかりとシャンプーしましょう。 炭酸泉などを用いて、シャンプーでは落ち切らない毛穴の中の汚れを除去してあげることも重要です!ト リートメントなどによる、髪の乾燥への対策も忘れてはいけません。

最悪どーしても気になる場合は、仕上げにオイルトリートメントや少量のWAXなどをつけることにより、目立たなくすることもできます。ですが、こういう悩みはやはり根本から改善していきたいですね。

普段使っているシャンプーやトリートメントって、いったいどれくらいの間品質がもつのでしょうか?? 品質保持期限が特に明記されてない場合、大体3年間は保存できるものがほとんどです。

ただし、これはあくまでも未開封の場合です。 開封後は半年から1年程度はもつと言われていますが、空気に触れて酸化したり、雑菌が入ったりすると劣化し ていきます。 バスルームは高温多湿で、雑菌が繁殖しやすい環境です。 さらに、水分が混ざりやすく手などから雑菌が混ざることがありますので、早めにく さってしまうこともあるようです。 使い切れる量のシャンプーを買い、開封後はあまり長い事放置しないようにしましょう!

期限が過ぎてしまったり、ダメになったシャンプーやトリートメントを使用すると、本来の商品の良さがなくなるどころか、逆に髪や肌に悪い効果を及ぼす可能性もあります。もったいなくても使用を控え、新しいものを使いましょう!

今回は、よくお客様からも質問のあるWAXの上手なつけ方のお話をしたいと思います。

毛先に軽やかな動きや束感を表現したい場合、WAXによるスタイリングは最適だと思います。 しかし自分でスタイリングしてみると、ベタッとしたりうまくボリュームや動きが出ない事ってよくあるのではないでしょうか? そんな経験のある方は、次のつけ方を実践してみて下さい。

一度にWAXを大量につけるのはNGなので、まず最初に50円玉~10円玉位の大きさの量を掌につけましょう。 髪質や長さ、WAXの種類にもよりますが、おおよそこれくらいでOKです。 そして、両手でこすりながらよ~く掌全体に伸ばしましょう。
次に、髪の内側から外側へ向かって根元が立ち上がるように均一につけていきます。

ショートヘアで立たせて動きを出す場合は、同じようにWAXを手で伸ばしたら、毛先中心に全体につけていきます。てを振りながらつけるとやりやすいです。
動きを特に出したい場合は握りながらつけましょう。 これらは髪の毛が乾いた状態で行ってください。

全体に均一にいきわたったら、襟足やサイドの髪を整えていきます。 前髪は最後に整えます。 途中、WAXが足りないなと思ったら、少量ずつ足していきましょう。
最初から前髪につけすぎると、前髪がへんに束っぽくなったり、油っぽくなったりしてしまうことがあります。

根元の立ち上がりやボリュームが欲しい場合は、WAXをつける前にドライヤーで根元を起こしておきましょう。  ツヤが欲しい場合は、WAXをつけた後にドライヤーの弱風で軽く熱を与えてあげるとツヤがでるのでオススメです。

これが基本的なWAXのつけ方です。これらのつけ方はWAXの種類やスタイルによって微妙に変わってくるので、分からないことがあったら普段担当しているスタイリストさんに聞いてみるのもいいかと思います。

是非WAXで髪形を楽しんでください!!

今年もウィンタースポーツはシーズンまっただ中ですが、今日はスキー場でのお話です。

さて、スキー場などに行くと普段よりも、なんか髪の毛がパサついた、とか傷んだ感じがする、とか感じたことはありませんか??
おそらく多くの方が経験していると思います。

この原因となるのが、雪山の寒さによる乾燥と強い紫外線です。スキー場はとても寒く、乾燥しています。 これは髪の水分を奪い取ってパサつきやすくしてしまいます。 また、顔も雪焼けするように髪にも多量の紫外線が降り注いでいます。 強い紫外線は、髪内部のタンパク質を変成させてしまいダメージを与えてしまいます。

では予防策はどうすれば良いのでしょうか??

まずはなるべく帽子をかぶりましょう。これでかなり乾燥と紫外線から髪を守る事ができます。あとは洗い流さないトリートメント、これを必ずつ けて髪の毛を表面からコーティングしましょう。そうする事で、水分蒸発を軽減してくれます。 洗い流さないトリートメントの中には、紫外線予防に特化 した商品もあるので、そんなものをつけるといいと思います。 当サロンで扱っているトリートメント商品「ケラスターゼ」の中だと、「ユイルセレステ」が紫外線防止用のアウトバスになります。

ただし、予防はしていても普段よりも傷みやすい環境であるのは間違いないので、スキーやスノーボードに行く前後などは、いつもより念入りにトリートメントをされる事をお勧めします。

シャンプーは、毎日洗う方、二日に一度の方など、頻度に個人差があると思います。 ではどのタイミングで洗うのが正しいのでしょうか??
夏などの暑い時は、やはり毎日汗をたくさんかきますので、衛生面的にも毎日シャンプーした方がいいのですが、冬などの汗をかかない時期は、皮脂のあまり出ないタイプの方は2日に一度の割合で大丈夫です。

頭皮の皮脂の分泌には個人差がありますが、洗い流しても4~12時間位で再び頭皮にたまります。 この皮脂は時間が経つと酸化して落ちにくくなり、抜け毛やフケの原因となりますので、出来れば毎日シャンプーする事が理想的です。 そして、スタイリング剤等を使用している場合、スタイリング剤に含まれる油脂分がフケ、かゆみの原因となる雑菌の繁殖を促すことになるので就寝前に必ずシャンプーするようにしてください。

またシャンプーの際、かゆいからといって爪でひっかくと頭皮を傷つけてしまうので、指腹を使ってやさしくこするようにしましょう。 ゆっくりで大丈夫です。
先に出てきた皮脂ですが、中にはシャンプーをしていても洗い方が不十分だったり、こびりついてたりして毛穴につまっているものもあります。

そこで当サロンでもおススメの、最近話題になっている『炭酸泉』。こちらを定期的に行うとシャンプーで落ちない汚れを取り除くことができ、頭皮環境を整えるのに最適です。抜け毛を予防し、髪にハリコシを与えます。 詳しい効能はTOPページのHead soda spaをご覧下さい。

最近、美容室ではなくご自分でカラーをされる、いわゆる「ホームカラー」をされている方が増えています。 と同時に、セルフカラーによるトラブルのご相談も増えている気がします。 ではその主な違いとはなんなのでしょうか?

まず薬そのものの違い。 市販されているカラー剤はマニキュアもありますが、多くがアルカリカラー剤です。アルカリカラー剤の内部的効果は大きく2つ。
髪の明度を上げて明るくするブリーチ効果と、お好みの色に染める染色効果です。
市販のカラー剤は、そのブリーチ作業を行う際の薬の強さが法律で定められた上限に近い強さのものがほとんどです。 というのも、強めにしておかないと個人差で効果に違いが出てしまう可能性があるからです。薬剤を作る側は、使用する側の髪の状態を診断する事が出来ませんので、薬が強くなり、明るくしなくても良い場所も同じ薬でトーンアップする事になるので、必然的に髪を傷めやすくなります。
サロンでのカラーの場合、ブリーチ効果の強さも幅広く調整できるので、根元と毛先で薬剤を使い分けたり、前処理剤を使ってダメージをプロテクトするなど、最小限のダメージに抑える事が出来ます。

次は好みの色になりにくい問題。 プロ用は色も明度も種類が多く、混ぜて作ることもできるので、無数の色を作ることが可能です。 よって、お好みの色に近づけやすくなっています。 また、ハイライトやローライトをいれたり、デザインカラーも施す事ができます。

ただ、やはり一番の利点は、プロがしっかりと毛髪診断から薬剤の選定、塗布からカラーチェック、そして流しとすべての作業を行えるという事ではないでしょうか。

普段ホームカラーをされている方、もしよろしければ是非またサロンでのカラーをされてみてはいかがでしょうか?

ドライヤーを毎日使うと髪が傷むと思われがちですが、それは乾かしすぎ、いわゆるオーバードライが原因です。
髪を100%乾かしきってしまうと、髪に残った余熱も手伝いオーバードライとなってしまいます。 特に乾燥毛の方はすぐに水分が飛んでしまうので、注意が必要です。
乾かし方ですが、まずはタオルドライをよくして洗い流さないトリートメント等を毛先中心にもみ込みましょう。 次に、根元を中心にドライヤーで乾かしていきます。 7~8割乾いたらブラシを使って軽くブローをします。 ブラシで髪の毛を整えながらブローする事で、キューティクルが整いツヤが出てきます。

ハンドブローで全部乾かす時も、ある程度乾いてから手櫛で整えながら乾かしてあげた方が、きれいに落ち着きやすいのでお試し下さい。

「乾かす」といういつものあたりまえの作業ですが、実は髪にはとっても重要な時間なので、思いやりをもって乾かしてあげましょう!

特にロングヘアの方など、夜髪を乾かさずに寝てしまう。。。なんて事よく耳にします。 これは髪にあまりよくない事なので、なるべくなら乾かしてから寝て下さい。

濡れた髪は膨潤してキューティクルが開いた状態なので、とても傷みやすくなります。その状態で寝ると、枕にこすれたりして髪にとてもストレスがかかります。

そこで洗い流さないトリートメント等で保護してから、ドライヤーでしっかり乾かす事によってキューティクルが閉まり、髪に必要な水分を保護する事ができるのです。
シャンプー後に乾かさずにいると、キューティクルの隙間から必要な水分まで蒸発してしまいます。これを繰り返すと、パサつきやすい乾燥毛になってしまう可能性がありますので、自然乾燥も要注意です!

明日から、シャンプー後はしっかりと髪を乾かしましょう!

最近シャンプーやスタイリング剤の使用期限について、お客様からよく聞かれるのですが、皆さんご存知でしょうか??

シャンプーやスタイリング剤に関して、使用期限が3年以上の場合は「薬事法」により表示を省略してもいいという事になっています。
なので、表示のない未開封の物であれば3年は大丈夫という事になります。

しかし、ここで大事なのが、「未開封」という事です。
開封してしまうと、空気に触れたり指で触ったりといった事で、品質が不安定になってしまいます。
なので、開封後は半年以内位で使いきる事をお勧めします。

保存方法も、やはり極端に暑い所や直射日光は避けましょう。 なるべく冷暗所がいいかと思います。

天然成分が多く配合されていたりして、防腐剤が通常の物より少なかったりすると期限が短くなったり、品質がデリケートになったりするので、注意が必要です。

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